2019年10月21日月曜日

東海北陸地区大会で準優勝!全国へ!!

みなさん、こんにちは。
リーダーのタピオカです。

ロボコンや研究が忙しく全然ブログを更新できませんでした…

さて昨日、東海北陸地区大会が行われました。

大会はロボコン公式から見ることができます。(https://www.youtube.com/watch?v=PWi4nuLS4zg)
豊田Bの試合は1:26:103:20:524:11:444:57:22ごろです。


最初のくじ引きでは悪いところを引いてしまったと後悔していました。
また、その前には試走で基板を燃やすというアクシデントにも見舞われました。

どんだけ運悪いんだよ…なんて思っていました。
しかし、実際に試合してみると今までの運の悪さでは考えられないパフォーマンスが発揮できました。

1戦目の富山高専本郷キャンパスAチームとの試合ではシーツで6点、バスタオルで2点計8点とり、勝利しました!

2戦目の富山高専射水キャンパスBチームとの試合ではシーツで9点、Tシャツで2点計11点で勝利しました!
これによりCグループ予選1位通過、1戦目と2戦目の合計が19点となり全体の2位通過となりました。

3戦目は全体の3位、鈴鹿高専Aチームとの試合でした。
正直厳しいと思っていましたが、シーツで9点、Tシャツで1点計10点で勝利しました!
これは本当にうれしく選手同士でハイタッチしました。(一回失敗しましたがww)

これだけシーツの点数が取れたのは洗濯ばさみに一工夫加え、自走式の洗濯ばさみにしたからです。
当初はメンバー間でも厳しいだろという意見がありましたが、開発期間2ヵ月、一人の設計者の努力により完成しました。

このアイディアはチョロQをモチーフに編み出されたので、チーム内では「チョロQ」と呼んでいます。
しかし、チョロQは某おもちゃ会社の商標なのでNHKには「走る洗濯ばさみ」と言っています。(なんかいい感じの名前があるとありがたいです)

優勝を信じて決勝戦 岐阜高専Bチームと対戦しました。
司会が、話で時間を稼いでる間(?)裏で優勝したらおごるかだのこのチームではめずらしい和気あいあいとしていました。
これはいける…!! そう思っていました。



しかし、セッティングタイム中に手動機(CCN04)の電源が入らないことが発覚。
最初はバッテリのつなぎ忘れかヒューズが飛んだかだと思っていましたが、つなぎ忘れはなく、ヒューズも飛んでおらず…。

足回り駆動用のバッテリは回路にあるLEDで来ていると思われましたが、肝心のアームやLEDテープ用のバッテリからなぜか電圧がかかりません…。

接触不良と思い抜き差ししてみましたが復活せず2分半が過ぎました………。

非常に悔しかったです。
試合して負けるならまだしも動かずに負けたわけですから非常につらかったです。

試合後はみなほぼ無言でした。さっきの和気あいあいした感じが完全になくなりました。

決勝は残念でしたが、成績的には昨年と変わらず準優勝。
走る洗濯ばさみがNHKに認められ全国へとコマを進めました。

この決勝の悔しさをバネに必ずや全国で活躍して見せます!必ずです!

全国大会の観戦の申し込みはこちらになります。ぜひ我々豊田高専の活躍を見に来てください。

次はいつブログを更新するかわかりませんが、ではまたノシ

2019年6月21日金曜日

アイディアシートを書き終えました。

みなさん、こんにちは
リーダーのタピオカです。

すいません、前の投稿から1ヵ月開いてしまいました……

この1ヵ月の間に第一回のFAQが発表され、ルールが修正されました。

もともと候補としていたアイディアがルールの修正によって部分的にOUTになってしまう等もありましたが、無事アイディアが確定しました。

その後大変なのがアイディアシートの作成。
アイディアシートというのはNHK側に「自分たちはこういうアイディアのロボットを今年は作るんですよ」と説明するための書類です。

この書類を書くためにアイディアについてより熟知しており、他人にわかりやすくする必要があります。
わかりにくい書類が来たらNHKにとってはさぞかし大変でしょうからね

とはいいつつあれEXCELの使い方じゃないですよー、めっちゃ編集しづらいじゃないじゃないですかー
WORDに戻してくださいよーそれか心機一転POWERPOINTにするか

まぁチーム内で書く範囲を分けて書いてもらうんですが、
わかりやすい文章って書くの大変ですよね。

なんじゃこれ?と思って自分なりにわかりやすく、つながりのあるように修正したものが同級生や先生にとっては「わからん」と言われますし…
EXCELさんは印刷するとなぜかテキストボックスの文字を隠すかあふれさせますし…
自分の国語力やセンスのなさを痛感します。

最終的にはそういうのが得意な同級生が3日程本気を出して大分修正してくれて、
学校の締切ぎりぎりに提出しました。
(自分が頑張って修正したのは何だったんだろうと感じるくらいに)

頑張ってくれた同級生に感謝です。
次回からは同級生なしでできるようになりたい…

さて、NHKさんによると今後ルール補足VTRというものをロボコンのYouTubeチャンネルに更新するそうです。
最初は6/24の夕方に更新するそうです。
現役生は要チェックですね。

ではまたノシ

2019年5月21日火曜日

ルール解説(5月中旬)

みなさん、こんにちは
リーダーのタピオカです。

4/23、ルールが発表されました。
今年のルールは「ラン♪ RUN Laundry」でした。

ルールはこちら。ここからルールブック、フィールド平面図、フィールドイメージ図を入手、閲覧できます。

さて、今年はどんなルールなのか。5月現在の情報で解説していきます。

まず、競技フィールドの解説(Ⅱ 競技環境)

競技フィールドは10m×12.3mと例年より少し小さめ、その中で1チームが活動できるのが5.6m×10mです。(以後、フィールド解説は「赤ゾーン」で解説していきます)

右下にスタートゾーン①、左下にスタートゾーン②とお助けゾーンがあります。
スタートゾーンは1.2m四方でこの中に1台まで入ることができます。
お助けゾーンは後に解説する「お助け」ができるゾーンでスタートゾーンを横に1つつなげた大きさとなっています。

フィールド全体の中央にある机には「洗濯物」が置かれています。高さは300mmで下からTシャツ、シーツ、バスタオルの順に置かれています。
Tシャツとシーツは相手と仕切りがありますが、バスタオルに関しては赤と青ランダムで置かれます。(取り合いになります)

そしてフィールド中央にあるのが物干しざおです。下から1m、1.5m、2mの順にあります。
さおには黄色にマークされた物干しエリアなるものがあり、予選リーグと決勝で1つの竿に対するエリアの数が変わります。
予選はすべて1つのさおにつき3つですが、決勝は1mが8つ、1.5mに4つ、2mに3つあります。

次にⅢ 競技の内容 の解説

競技前の1分間のセッティングタイム前に圧縮空気を、中に後に解説する「ハンガー」や「洗濯ばさみ」をロボットに装填することができます。
また、シーツに関してだけ置き方を工夫することができます。(それ以外の洗濯物は触れません)

競技が始まると、ロボットは洗濯物を回収しなくてはなりません。
上に書いたようにバスタオルは相手チームと同じ場所に置いてあるので取り合いになります。
それは仕方のないことですが、台から落としたり、持ち去ったりすることは禁止となっています。

次に洗濯物を干します。
Tシャツを干す際は日常と同様で「ハンガー」を使用しなくてはなりません
また、洗濯物を干す際は「洗濯ばさみ」を使用することができますが、重りとしての使用が禁じられています。
さらに、日常と同様、干した後にロボットが調整することができます。意外とこれがのちに重要となってきます。

また、スタートゾーンやお助けゾーンに自力で戻った場合に限りフィールドに落ちたりさおにかかっていたりする洗濯物を回収してスタート時と同じ状態にできます。

しかし、ロボットが洗濯物を回収して干すということはロボットが干せるようにしないといけません。それは厳しいので「お助け」があります。
ロボットによって上に書いたお助けゾーンにある「洗濯かご」の中に洗濯物が運ばれたときに人間がロボットに洗濯物を装てんすることが可能となります。
(ただし、装てんできるのはお助けゾーンとスタートゾーン②にいるロボット)

さて、気になる得点の方法です。
Tシャツはハンガーが物干しエリアにかかっていれば1点。ただし、1つのエリアにつき得点は1つまでとなります。
バスタオル及びシーツはエリアがすべて覆っていると前者は2点、後者は3点となります。
つまり、得点にしわがあったり傾きがあったり、表裏が逆でも関係ないんです。

ただし、さおによって干せる洗濯物に制限があります。
予選はTシャツとバスタオルはどの竿にも干せて、シーツだけ2mの竿に干さないといけません。
決勝はTシャツが1m、バスタオルが1.5m、シーツが2mと完全に制限されます。
ということで予選が20点、決勝が25点が最大です。

試合は2分30秒という長いような短いような時間です。
終了時の洗濯物の得点で勝敗をつけます。
ただし、決勝は両チーム同点が予想されます。その際は「全体的な美しさ」で左右されます。

「全体的な美しさ」とはしわやよれのない状態です。
実際の洗濯物干しでもしわやよれの内容にきれいに干しますが、それがロボットに求められます。

つづいてロボットの解説です。(Ⅳ ロボット)

ロボットは2台まで参加することができます。ただし、2台の内一台は自動ロボットでなければなりません。

ロボットは自動が800*800*1000で手動が800*800*800です。しかし、それはスタート時のサイズで展開後は前者が1200*1200*3000、後者が1000*1000*1300となります。

ロボットの飛行はプロペラを使用した飛行以外は禁止で、ロボット間での通信や手動が自動ロボットに接触して進路変更は禁止されています。

また、センサやカメラなどの機器をフィールド脇のコントロールステーションに2台まで設置可能です。

そして競技用品について(V.競技用品)

Tシャツは引火しにくいもので予選で6枚、決勝で8枚まで使えます。

バスタオルは600*1200で、シーツは1500*2600です。
シーツに関してだけテーブルへの置き方を工夫できます。

ハンガーはTシャツの枚数+2個までOKです。
1個200g以内で450*250*100に収まる必要があります。

洗濯バサミは150立方に収まればよくて150g以内を10個まで使用できます。

洗濯かごは1170*1170のスペースに上空含め置いてある必要があります。

長くなりましたがルールは以上です。今回は見ていただく人のために必要な細かいルールを書いたので実際はもっと長いです。

東海北陸地区大会の10/20、全国大会11/24に向けて頑張っていきます。

ではまたノシ

ルールが出て1ヵ月

みなさん、こんにちは
リーダーのタピオカです。

ルールが発表されて約1ヵ月がたちました。

現在ロボコンは絶賛アイディア出し中です。

ただ、今回のルール大変なんですよね
後日ルール解説の記事は出しますが、実際のTシャツやバスタオル、シーツを干す必要があるんですよね。

「布を扱う」を主としたルールは今までにないのに加え
「洗濯物を干す」といったルールも今までにないのでどうすればいいか相当悩むんですよね

そして、他高専の動きも全く予想できないですね…

でも、ここでいいアイディアが生まれれば一発逆転狙えるような感じなので考えますよー考えます。

話は変わりますが、ようやく(といってもルール発表1週間後)わが校のホームページに開催のお知らせが出たので共有しておきます(申し込みはまだですよ)


ではまたノシ

2019年4月23日火曜日

2019年度のルールが発表されました!

みなさん、こんにちは
リーダーのタピオカです。

本日の午後6時前、ルールが発表されました。
今年のルールは

『らん♪ RUN Laundry』

です。
(ルールはこちら

今年は物を運ぶ系統かなって予想していましたが、洗濯物を干すという領域に入るのか……
ROBOCUPのat homeな感じになるのかな

さて、明日以降ロボットのアイディアをチームみんなで考えていきます。

豊田で開催される今年の地区大会、あっと驚くアイディアで会場をわかせて見せます!!

ではまたノシ

2019年4月14日日曜日

校内ロボコンに出場しました!

みなさん、こんにちは
リーダーのタピオカです。

今週の月曜日に校内ロボコンが行われました。

今回はいつもとは違い、テストランはおろか計測・計量すら行われませんでした。
そのため、こいつ本当に大きさ制限内に入っているのか……?というロボットもいました。

まぁそんな裏の話は置いておいて

1年生が沢山見に来てくれました!
本当にありがたいです。

ここ1,2年は宣伝がへたくそなのかそもそも興味を持つ人が減ったのかわかりませんが、なかなか人が来てくれませんでした。

それが今年は満席となり、新規に椅子を出す必要があるくらい来てくださいました。

そして、試合が始まりました。

1走目は1チーム目:「玉子製紙株式会社」の「nepiα(ネピアルファ)」でした。
先週の試走の時に起こったトラブルから何とか復帰してそのままゴールしました!
 

結果は20秒。試走の時は30秒だったのでなかなかの好記録を出すことができました。

この記録を1チーム目で打ち立てたことにより、後チームにプレッシャーを与えます。

3走目に2チーム目:「トト□君に決めた!」の「トト□(トトシカク)」が登場しました。

が、前々から運営はこのロボットは「ピカチ〇ウ」だといわれ、名前も「ト〇ロ」に似ているため、チーム名が「Gonzalez」、ロボット名は「トトちゃん」に変更されました……。

また、調整がうまくいかず、ポールを超えるところまでしか行けませんでした。
さらに、3分経過時にスタートゾーンにいたため記録は無しとなってしまいました。
残念……。
というか全然「ピカチ〇ウ」じゃないですよね

4走目に3チーム目:「チーム老害」の「turtle_bot」が登場しました。

このチームは校内ロボコンの進捗報告には登場していません(理由は簡単。書くタイミングを見失ったから)
この大会で唯一の歩行機構を魅せるために出場しました。(その代わりタイム計測は無し)

神の手を使っても3分以内にゴールすることができませんでした。
ただ、かわいい。

2、5、6走目はAチームのロボットが走り…たかったが、スタートできずにタイムなし。
7走目はOBの方がドローンを飛ばしていました。めっちゃ神経質に…

ということで優勝は1走目の「玉子製紙株式会社」に決まりました!!
(プレッシャーを与えすぎたんですかね…)
ロボコン歴1年目のチームでしたが、優勝できて本当に良かったです。



この喜びをNHKロボコンに活かします。
今年は豊田開催ですからね。
こんなところで満足せずにもっともっと上に行きます!!

試合の様子はYouTubeに上げておきます。

<新入生の方へ>
今回の校内ロボコンや学校開催の新入生歓迎会で多くの1年生の方が仲間入りしてくれました。
ありがとうございます。

まだまだ、入部を募集中です。
私たちと一緒にロボット作りたい方はぜひ来てくださいね。

ではまたノシ

2019年4月5日金曜日

新入生の皆さんにお知らせ(2) 試走してきました

みなさん、こんにちは
リーダーのタピオカです。

元号発表前にどっかの女子高生の新元号予想ランキングの11位に「タピオカ」がランクインしたのはもう昔の話ですね(笑)

さて、先日校内ロボコンに出場するBチームのロボット3機が試走してきました。


いや~実際のフィールドはいいですね~
うちにある仮フィールドとは違い時間をかけてつくられていますからね~

というのもありましたが、いいこと尽くしではなく
「坂の色を無理やり黒にするため、黒のテープが張られており滑りやすい」
という問題点がありました。

坂が滑りやすいのは少し考えものだな…
本番までに対策を建てないと…

まぁそんなこんなありましたが、2チーム目や3チーム目の自動ロボットの調整ができるいい機会でした。
1チーム目は途中でシャフトが折れるというアクシデントに見舞われましたが、試走で30秒ほどの記録を打ち立てました。

そして、宣伝の効果があったのかたくさんの1年生が来てくださりました。
ありがとうございます。

さらに、さっそく1年生がロボコンBの仲間入りしてくれました。
本当にありがたいです。

まだまだ、1年生に向けたイベントはありますから是非きてくださいね

今後のイベントです
4/8 17:00~ 電気電子工学実験室にて校内ロボコン

4/11 17:30~ 環境科棟1F 211講義室にてロボコンの説明会

また、ロボコンBは月曜~金曜の16:30~18:30まで活動中です。
ぜひ来てくださいね
 

校内ロボコン2019 進捗報告(3)

皆さん、こんにちは。
リーダーのタピオカです。

さて、今回は2チーム目のロボットです。
ルールはこちらより閲覧できます。

2チーム目は開発チームで、ステアリング機構を開発しています。

ステアリング機構は、クルマなどに使われている機構です。
クルマはハンドルを左に回すと前輪が左方向に傾いて左に曲がることができますよね

この技術を使うことで1チーム目が前後左右自由に動くために使用していたメカナムホイールを使わずに通常のラジコンタイヤなどで前後左右に移動することができます。

また、メカナムホイール等は通常のタイヤと比較するとグリップ力が乏しいのがデメリットとしてあります。
しかし、この技術であれば、使用するタイヤは通常のタイヤなので、グリップ力が高くなります。

他高専もロボコンの交流会で展示しているので今回やってみようということになりました。

今回はこんな感じの設計をしています。



他高専は4輪の独立ステアリングですが、今回のルールの場合そうしようとすると場所の問題があったので今回は2輪のステアリングとしています。

中央の歯車にモータが取り付けられており、それが白色のタイヤがついている歯車につながっています。



なんか見覚えのあるしっぽがついていますが、ご愛嬌ということで……

さて、このロボットは1チーム目とは違い自動制御で動いています。
この話は次回ということで

ではまたノシ

2019年4月2日火曜日

新入生の皆さんにおしらせ(1)

みなさん、こんにちは。
リーダーのタピオカです。

桜も咲いて、春を感じられるようになりました。



本日は入学式でしたね
ご入学おめでとうございます!!!

ロボコンBは皆さんを歓迎します!

さて、ロボコンBはメンバーを絶賛募集中です!!!

いままでロボットとは無縁の方でもロボカップジュニア等に参加していた方でもどなたでも入ることができます。

今後のロボコンの説明会や活動についてお知らせします。

4/4 電気科棟2F 電気電子実験室にて校内ロボコンに向けた練習を行っています。
4/8 同室にて校内ロボコン
4/11 環境科棟1F 211講義室にてロボコンの説明会を行います(予定)

また、月曜日~金曜日の16:30~18:30まではロボコンBは活動していますので是非来てください!!

*補足*
ロボコンBの活動場所への行き方
寮から福利厚生会館に行き、つきあたりまでまっすぐ進みます(食堂方面に進めば大丈夫です)
 →右側にある小さな階段を昇ります。
  →まっすぐ行くとごみステーションが見えます。
   →その近くにロボコンBの部屋があります(近くにメンバーがいます)

電気科棟2F 電気電子実験室への行き方
ロボコンBの部屋の近くから電気科棟に入ります。
 →2Fに昇り、左に行きます

(ロボコンBの部屋に来てくだされば、担当の者が案内します) 


*4/4 一部日程が決定したので更新

校内ロボコン2019 進捗報告(2)

みんさん、こんにちは。
リーダーのタピオカです。

昨日は新しい元号「令和」が公表されました。
個人的には発表後すぐに「令和」をググったら早稲田大学の川岸がトップに出てきて面白かったです(笑)

お待たせしました。進捗発表です。
今回は1チーム目です。1年生(進級したので2年生)メインのチームです。
ルールはこちらより閲覧できます。

このチームのロボットはスピード重視です。
スタート後すぐにスイッチのところに向かい押します。

Bチーム内に設置した仮設フィールドでは14秒ほどの記録を出してくれたので期待大です。

ロボット名「nepiα」、右下が前

モーターはマブチモーターのRS385PH(だったはず)を減速比71のギアヘッドを接続しています。
このモーターを4つすべてホイールに使用しています。

ホイールはメカナムホイールという前後左右自由に移動することができるものを使用しています。

動力は以上です。
え?スイッチを押す機構は?と思う人が多いと思います。
……実はこれ前に秘密があるんです。

スイッチを押す機構に関してはまた今度上げたいと思います。

ではまたノシ


2019年3月11日月曜日

KitMillを使ってみた

皆さん、こんにちは。
リーダーのタピオカです。

今回は雑談というより、技術っぽいことに近い話です。

だいぶ前に届いたKitMillがようやく調整終了したので、実際に使用してみました。
このKitMillは何もオプションはつけていません。将来的に集塵機をつけようかと考えています。


NCデータの出力はAutodeskさんのFusion360のMANUFACTURE機能を使用しています。
KitMillの制御用ソフト、USBCNCにもCAM機能はあります。しかし、

①2D化したものをレイヤ分けして一回一回パラメータ打ち込む作業が面倒
②ヘッダー・フッターを組み込むことができなさそう
③外周彫りやドリル加工をまとめたものを一つのNCデータとして出力できなさそう

という点でFusion360に劣っているので今回は使用しませんでした。
ただ、切削速度は変数になっていて、編集は楽です。
また、概形を彫りたいだけの時はこっちの方が早くて楽かもしれないですね

ポストプロセッサはAutodesk HSMに挙がっているKitMillシリーズのものをカスタマイズしています。
主にカスタマイズしたところは

①M30のコマンドの前にM5のコマンドを出力
②G92のコマンドの組み込み
③出力する拡張子を.cncから.ncd

です。このポストプロセッサはjavascriptで書かれていますし、ここで使用されているクラスのリファレンス(英語)もネット上に挙がっているので簡単にカスタムできます。

昔、自分は愛機に対応するようにカスタマイズしていました。その時は結構変更しないといけない点があったので勉強しながら修正しました。
今回は会社が違うからなのか、全体のバージョンが変わったからなのかわかりませんが、自分が変更した点がすでに記述されていてほとんど変更をしなくて済みました。

というより、今回のカスタマイズはすべて好みの問題なのでわざわざカスタマイズしなくてもオプション設定でどうにかなるようになっていました。(①については後述)
現時点ではとりあえず使えるレベルにしてあるので、少し無駄があります。(カスタマイズしなかった方が良かった説

こんな感じで用意したNCデータでパーツを作ってみました。


t2mm*60mm*70mmぐらいの大きさでアルファベットのBを切削してみました。
2つのポケット加工するところは基準から0.5mm彫るようにしています。
材料はA2017で、固定はナイスタックの強力タイプを使用しています。そのため、下まで切削せずに下から0.02mmは残した状態で加工します。

完成したパーツがこちらになります。(取り外してませんが)


テキストをそのまま押し出して設計した割にはKitMillの動作は安定していて感激しました。
流石、HAKUの後継機だけあります。

切削のパラメータを載せておきます。
使用した工具:2MSD0200
切削速度:280mm/min(ただしZ軸降下速度は3mm/min)
ピッチ:0.07mm
クーラント/切削油:なし
加工時間:約1時間

今回の切削パラメータはHAKUのパラメータから推測してとりあえずできそうなものに設定後試運転してから使用しています。
現在ではもう少し切削速度が上がっています。

あと何回か試運転して調整したら大きな戦力増加になります。

補足
①について、USBCNCではプログラムを一時停止するとエンドミルの回転も停止します。
このことからおそらくプログラムストップと主軸の回転停止の信号を同時に送っているものと思われます。
そのため、ポストプロセッサやUSBCNCのCAM機能ではM5が出力されなかったと考えられます。
しかし、M5のコマンドがある方が安心できることからそのようにカスタマイズしました。

ではまたノシ

2019年2月25日月曜日

テストがオワリ

皆さん、こんにちは。
リーダーのタピオカです。

先週中ごろににようやくテストが終わりやっとロボコンの活動が再開しました。
いや~やっぱり作業部屋にいると落ち着きますね。
テストが文字通りオワッテしまい現実逃避するには一番です。

校内ロボコンのための作業も再開し、さっそくそれぞれのチームで進捗を生んでいます。
この話はまだ、ブログにまとめきれてないのでまとめ次第順次上げていきます。
さぼっているわけではないですよー(棒)

さて、豊田高専に合格した中学生のみなさん。合格おめでとうございます!!
Twitterの方でも宣伝してましたが、入学してすぐに新1年生にむけたイベントが予定されています。楽しみにしていてください。

と、書く内容がないので本日はこれだけです。
わざわざ出す必要があるのか……いいえ、ないです。
ただ、2週間よりもブログの更新を開けないっていう自分のルールを意地でも守っているだけです……

ではまたノシ


2019年2月11日月曜日

でかい荷物が届きました

みなさん、こんにちは。
リーダーのタピオカです。

豊田高専生は絶賛テスト勉強中でございます。
明日から期末テストですからね。
もちろん私も勉強していますよ。これ以上成績下がると流石にまずいので…

(一応書きますが、この記事はスケジュール投稿しているので書いたのは少し前になります。おそらくこの記事が投稿されるころは死に物狂いでテスト勉強しています…)

さて先日、ロボコン部屋にでかい荷物が届きました、中は…


わーい!KitMillだー!(写真がわかりにくくてすいません)
いままで使っていたNCモデラのHAKUさんがもう限界だったのでうれしいですね。
感動でダンボールから部品を取り出してしまったので、その勢いで組み立てました
(組み立ては用事があったので他の人に任せました)

と、普通ならここで組み立てが終わったKitMillを写真でドドーンと載せますが、写真を撮り忘れました……。

とりあえず完成品を見てHAKUよりも強そうですね。
私が所属している別の団体のNC工作機(NCモデラ)と比較すると…
スペックは私の愛機の方が上のはずなのにKitMillの方が優れてる気がする…
いやいや私の愛機の方が断然上d(ry

まぁ運用試験が終わったらまた写真と共に上げる予定です。
その前にテスト受けて、CAMの設定ファイルをいじらなきゃ……

ではまたノシ

2019年2月4日月曜日

2018年度クラブ対抗駅伝

皆さん、こんにちは
リーダーのタピオカです。

さて、先月末の土曜日にクラブ対抗駅伝が行われました。

なぜ、そんなものに応募したのか……私にもわかりません。
というのも私がリーダーになる前にAと一緒に参加することが決まっていたそうで、

だったら1年とか2年とかの若い者がやるのかな、学校にも(少しは)恩返しできていいな
と思って放置していたら……

「先輩、人数が足りないので走ってください」

はい!?
人数が足りないなら走らなくていいやん……1区当たり4.5km?そんなに走りたくないよ……
と思いながらも渋々参加。

当日行ってみると今年のロボコンで装飾を手伝ってくれた長距離走経験者が助っ人で駆けつけてくれました。(ただし遅刻したが


結果は…




もちろん優勝は無理ですが、文化部内で最もタイムがよかったチームに送られる文化部賞をもらいました。
助っ人や1年生(中学で長距離やってた?)がよく頑張ってくれました。


私?もちろん走りましたよ。二度と長距離を走りたくないですが。

ではまたノシ

2019年1月28日月曜日

校内ロボコン2019 進捗報告(1)

皆さん、こんにちは
筋肉痛のタピオカです。

なんで筋肉痛かだって?来週のブログをみてください。

話は変わり、ちょっとブログのデザインを変えてみました。いかがでしょうか?
(先週の土曜からいろいろいじっていたのでRSS等登録している方は迷惑かけました。申し訳ございません)

さて、校内ロボコン2019 進捗報告です!
と題していますが、今回はプロローグです。

というのも後先考えずに記事を書いていたらあまりにも長くなってしまい見づらくなってしまいました。
え?今でも長い?だいぶセーブしているんだけどな…。まぁいいや、

出場予定のチームは3チームです。

1チーム目は1年生メインのチーム。
若さでどこまでできるか……?

2チーム目は高学年メインの開発チームです。
チームの方針として開発したい技術を絞ったので、それを開発していくチームです。

3チーム目は仲良し(?)2人のチームです。
レーザー加工機を使って主に加工していくそうです。
実はパーツがほとんど完成しているという報告を受けています。

今回は校内ロボコンということあって相手はAチームだけです。そのためロボットの情報が漏れたところでたかが知れています。
ということで今後は進捗情報を各チームごとにまったりしていきたいと思います。(本音はネタ切れ対策


最後に、先週推薦入試の結果が出ました。
情報工学科の倍率が6.5倍だったそうで、びっくりしました。
自分の時は(他学科ですが)5.5倍だったのに…。まぁ当時の自分は落ちましたが(笑)

さて、合格した方、おめでとうございます!!
不合格だった方、まだ一般入試があります! がんばってください!!
4月に豊田高専で会えることを楽しみにしています。

ではまたノシ

2019年1月21日月曜日

「SaSuKe!」とは

皆さん、こんにちは。
リーダーのタピオカです。

今回は校内ロボコンのルールについてです。

先日の投稿でもあったようにルール名は「SaSuKe!」だそうで、

運営から送られてきたフィールドはこんな感じですね


運営から送られてきた設計データを斜めから見た図
運営から送られてきた設計データを上から見た図

左上の長方形のエリア(Ⓐ)がスタートゾーン(:ロボットがスタートする場所)です。
そこから3.6m程の一部点線のルートを通って高さ500mm程のポール(Ⓑ)に行きます。

それを通過した後は高さ約50mm程のブロックを越えるかよけるかして通ります。
すると勾配30度の坂が直線距離で約230mm続きスポンジのエリア(青色で塗ってあるところ)になります。
そこを越えるとスイッチがあり、それを押して終了です。

いつものロボコンですとこのフィールドが赤と青2つあって先に押したチームが勝ち!という感じですよね。
しかし今回はタイムアタック形式なんです。時間を計測しており、一番早くスイッチを押した方が勝ちとなります。
もし、ゴールしなかった時はその時のスタートゾーンからの移動距離が記録になります。

ロボットは最初大きさが450mm*450mm*350mmに収める必要があります。
スタート後は500mm*500mm*500mmまで展開が可能になっていて、重さが装飾を除いて9kgまでOKとなっています。
ここはNHKと比べ少し甘めですね。

TVでやっているようなSASUKEっていうよりかはオフロードレースみたいな感じなのかな?
まぁSASUKEをそのままやろうとしたら2ヶ月そこらではだいぶムズイですが(笑)

大まかなルール説明は以上となります。
次回はウチがどんな感じのロボットを作ろうとしているかちょっぴり公開したいと思っています。

ではまたノシ

2019年1月9日水曜日

校内ロボコンに向けて

皆さん、こんにちは。
リーダーのタピオカです。

現在、我々は校内ロボコンに向けて動き…………たいです……



というのも毎年のように校内ロボコンの運営がごたごたしています。

私も昨年フィールド製作、テストラン等の運営のお仕事をしていましたが……、あれめっちゃ大変なんですよね。
特にフィールドめちゃめちゃにされた時の絶望感、半端ないって

こんな感じなので毎年NHK高専ロボコンを運営している人たちには頭があがらないです。


まぁ過去の話は置いといて、先月校内ロボコンのルールが発表されました。
ルール名は「SaSuKe!」だそうで。大晦日にやってましたね。
出てる人すげーなと思いましたがそれをロボットがやります。

……安心してください。失敗すると池にボチャーーン → ロボット大破となるようなルールではないので、


ルールの詳細はまた後日。

ではまたノシ

2019年1月7日月曜日

2019年になり…

とうとう2019年になりました。


昨年、豊田はロボコンに30回目の出場となりました。
地区大会では水飴入りのペットボトルが功を奏し準優勝、7年ぶりとなる全国大会に出場しました。(地区大会の記事はこちら

全国大会では1回戦敗退となったものの、他高専チームの現状や技術を見てとても刺激を受けました。(全国大会の記事はこちら


そして、今年の地区大会は豊田で開催されます。
地元開催なので、よりよい成績を出し、より活躍できるようにチーム一同取り組んでいきます。


さて、今までブログ等を管理(?)していた人が卒業してしまいます(というか頑張って卒業してほしいが…)。

という訳で2019年度リーダーのタピオカが今後は管理していきます。
1~2週間ごとに更新していけたらいいなーと考えています(またあいてしまったらごめんなさい)。


今年も豊田高専Bチームをよろしくお願いしますm(__)m