2019年5月21日火曜日

ルール解説(5月中旬)

みなさん、こんにちは
リーダーのタピオカです。

4/23、ルールが発表されました。
今年のルールは「ラン♪ RUN Laundry」でした。

ルールはこちら。ここからルールブック、フィールド平面図、フィールドイメージ図を入手、閲覧できます。

さて、今年はどんなルールなのか。5月現在の情報で解説していきます。

まず、競技フィールドの解説(Ⅱ 競技環境)

競技フィールドは10m×12.3mと例年より少し小さめ、その中で1チームが活動できるのが5.6m×10mです。(以後、フィールド解説は「赤ゾーン」で解説していきます)

右下にスタートゾーン①、左下にスタートゾーン②とお助けゾーンがあります。
スタートゾーンは1.2m四方でこの中に1台まで入ることができます。
お助けゾーンは後に解説する「お助け」ができるゾーンでスタートゾーンを横に1つつなげた大きさとなっています。

フィールド全体の中央にある机には「洗濯物」が置かれています。高さは300mmで下からTシャツ、シーツ、バスタオルの順に置かれています。
Tシャツとシーツは相手と仕切りがありますが、バスタオルに関しては赤と青ランダムで置かれます。(取り合いになります)

そしてフィールド中央にあるのが物干しざおです。下から1m、1.5m、2mの順にあります。
さおには黄色にマークされた物干しエリアなるものがあり、予選リーグと決勝で1つの竿に対するエリアの数が変わります。
予選はすべて1つのさおにつき3つですが、決勝は1mが8つ、1.5mに4つ、2mに3つあります。

次にⅢ 競技の内容 の解説

競技前の1分間のセッティングタイム前に圧縮空気を、中に後に解説する「ハンガー」や「洗濯ばさみ」をロボットに装填することができます。
また、シーツに関してだけ置き方を工夫することができます。(それ以外の洗濯物は触れません)

競技が始まると、ロボットは洗濯物を回収しなくてはなりません。
上に書いたようにバスタオルは相手チームと同じ場所に置いてあるので取り合いになります。
それは仕方のないことですが、台から落としたり、持ち去ったりすることは禁止となっています。

次に洗濯物を干します。
Tシャツを干す際は日常と同様で「ハンガー」を使用しなくてはなりません
また、洗濯物を干す際は「洗濯ばさみ」を使用することができますが、重りとしての使用が禁じられています。
さらに、日常と同様、干した後にロボットが調整することができます。意外とこれがのちに重要となってきます。

また、スタートゾーンやお助けゾーンに自力で戻った場合に限りフィールドに落ちたりさおにかかっていたりする洗濯物を回収してスタート時と同じ状態にできます。

しかし、ロボットが洗濯物を回収して干すということはロボットが干せるようにしないといけません。それは厳しいので「お助け」があります。
ロボットによって上に書いたお助けゾーンにある「洗濯かご」の中に洗濯物が運ばれたときに人間がロボットに洗濯物を装てんすることが可能となります。
(ただし、装てんできるのはお助けゾーンとスタートゾーン②にいるロボット)

さて、気になる得点の方法です。
Tシャツはハンガーが物干しエリアにかかっていれば1点。ただし、1つのエリアにつき得点は1つまでとなります。
バスタオル及びシーツはエリアがすべて覆っていると前者は2点、後者は3点となります。
つまり、得点にしわがあったり傾きがあったり、表裏が逆でも関係ないんです。

ただし、さおによって干せる洗濯物に制限があります。
予選はTシャツとバスタオルはどの竿にも干せて、シーツだけ2mの竿に干さないといけません。
決勝はTシャツが1m、バスタオルが1.5m、シーツが2mと完全に制限されます。
ということで予選が20点、決勝が25点が最大です。

試合は2分30秒という長いような短いような時間です。
終了時の洗濯物の得点で勝敗をつけます。
ただし、決勝は両チーム同点が予想されます。その際は「全体的な美しさ」で左右されます。

「全体的な美しさ」とはしわやよれのない状態です。
実際の洗濯物干しでもしわやよれの内容にきれいに干しますが、それがロボットに求められます。

つづいてロボットの解説です。(Ⅳ ロボット)

ロボットは2台まで参加することができます。ただし、2台の内一台は自動ロボットでなければなりません。

ロボットは自動が800*800*1000で手動が800*800*800です。しかし、それはスタート時のサイズで展開後は前者が1200*1200*3000、後者が1000*1000*1300となります。

ロボットの飛行はプロペラを使用した飛行以外は禁止で、ロボット間での通信や手動が自動ロボットに接触して進路変更は禁止されています。

また、センサやカメラなどの機器をフィールド脇のコントロールステーションに2台まで設置可能です。

そして競技用品について(V.競技用品)

Tシャツは引火しにくいもので予選で6枚、決勝で8枚まで使えます。

バスタオルは600*1200で、シーツは1500*2600です。
シーツに関してだけテーブルへの置き方を工夫できます。

ハンガーはTシャツの枚数+2個までOKです。
1個200g以内で450*250*100に収まる必要があります。

洗濯バサミは150立方に収まればよくて150g以内を10個まで使用できます。

洗濯かごは1170*1170のスペースに上空含め置いてある必要があります。

長くなりましたがルールは以上です。今回は見ていただく人のために必要な細かいルールを書いたので実際はもっと長いです。

東海北陸地区大会の10/20、全国大会11/24に向けて頑張っていきます。

ではまたノシ

ルールが出て1ヵ月

みなさん、こんにちは
リーダーのタピオカです。

ルールが発表されて約1ヵ月がたちました。

現在ロボコンは絶賛アイディア出し中です。

ただ、今回のルール大変なんですよね
後日ルール解説の記事は出しますが、実際のTシャツやバスタオル、シーツを干す必要があるんですよね。

「布を扱う」を主としたルールは今までにないのに加え
「洗濯物を干す」といったルールも今までにないのでどうすればいいか相当悩むんですよね

そして、他高専の動きも全く予想できないですね…

でも、ここでいいアイディアが生まれれば一発逆転狙えるような感じなので考えますよー考えます。

話は変わりますが、ようやく(といってもルール発表1週間後)わが校のホームページに開催のお知らせが出たので共有しておきます(申し込みはまだですよ)


ではまたノシ