2020年6月11日木曜日

入部を考えている方へ


こんにちは、リーダーのキャッサバです。

今回は入部を考えている方が準備しておくとよい事を紹介します。

今回紹介するのはやっておいたほうがいいことなのでこれができなかったり、やる時間がなくても入部してもらってOKです。

ロボコンをやりたくて仕方なかったり、どうしても暇だったりしたらやってみてください。

所属したい班を決める

まずは所属したい班を決めてください。

ロボコンには大きく分けて

・設計班…ロボットの機構やフレームを設計します
・製作班…設計者から出された図面からパーツを作ります。
・回路班…電源を供給したり、信号を伝えたりする回路を作成します。
・プログラム班…ロボットを動かすためのプログラムを作成します

の4班があります。

自分がやってみたい班を選んでください。
(あまりに人数が偏ると希望した班に入れないことがあります)


各班での準備

それぞれの班でやっておくとよい準備を説明します


・設計班: 
実際にロボコンで使うCADソフトは入部が決まらないと配布できませんが、無料で使えるFusion360というソフトでCADを触って3DCADに慣れるといいと思います。

Fusion360 → https://www.autodesk.co.jp/campaigns/design-now

使い方は「Fusion360 使い方」などと検索してみましょう。


・製作班:
こちらも工作機械は学校でないと使えません。
活動が始まれば先輩に教えてもらえますが、予備知識としてこのサイトを読んでおくと良いでしょう。

機械工作の基礎知識
→ https://www.nmri.go.jp/oldpages/eng/khirata/metalwork/index_j.html


・回路班:
この班も部室でないと基板やコード作成はできません。
家でできるのは回路シミュレータをいじってみるくらいだと思います。

回路シミュレータ(LTSpice)のインストール
→ https://www.denshi.club/ltspice/2015/03/ltspice1.html


・プログラム班:
豊田Bでは基本的にロボットを制御するコンピュータのプログラムをCやC++といったプログラミング言語で書きます。PCがある人はプログラミングに挑戦してみてください。

開発環境の構築(プログラミングを始める準備)
→ http://lyncs.hateblo.jp/entry/2018/03/11/032127

開発環境が整ったら実際にC言語を学んでいきましょう。

「C言語 入門」などと検索すればC言語について解説しているサイトがたくさん出てくると思います。様々なサイトを駆使して勉強してみてください。

(正直ほとんどパソコンに触ったことがない人だとうまくいかないことが多いと思います。できなくても心配しないでください。活動が始まれば先輩が分かりやすく教えてくれます。)


・全体:
ロボコンでは、普段の生活ではあまり聞きなれない言葉が飛び交います。新入生には先輩も気を付けてわかりやすく話してくれると思いますが、ロボコンで使う用語を知っておくと良いと思います。(僕も先輩が何言ってるかわからないときがたまにありました…)

ロボット用語集 → https://www.robot-digest.com/word/

最後に

今回は家でもできるロボコンの準備について書きました。
ぜひやってみてください。

ネット上の情報はある程度の知識を持っていることを前提としているので難しいことも多いと思います。

特にプログラミングはつまずきやすいポイントが多く、私たちとしてもアドバイスをしたいところですが、直接的なやり取りが学生会によって禁止されているので、解禁されるまでは自分でやってみてください。

私たちロボコンBも早く皆さんと一緒に活動したいと思っています。

2020年6月7日日曜日

新入生の皆さんへ

新入生の皆さんへ

こんにちは。令和2年度豊田高専ロボコンBチームリーダーです。

遅れましたが、新入生の方、ご入学おめでとうございます。
新入生の皆様におきましては、入学早々、遠隔授業となり部活動を選ぶ機会もなかなかないと思います。そこで、ロボコンBチームについて知っていただき、登校再開後、部活動選びをするときの参考にしていただければと思います。

かなり基本的なことから書いているので、しってるよってところは飛ばして読んでください。

そもそもロボコン部って何?

まずは、「ロボコン部って何なの?」っていうところですが、簡単に言えば「ロボットを作って大会に出る」活動です。(ロボコンはロボットコンテストの略です)

具体的にはNHKから毎年発表される様々な課題をこなすロボットを約半年で作成して大会に出るという活動です。

 昨年の大会の様子→https://www.youtube.com/watch?v=ZVeXtdJscFk&vl=ja
一昨年の大会の様子→https://www.youtube.com/watch?v=j3nA6PtlJ4c

なんでBチーム?

豊田高専にはロボコンの大会に出場する活動をしている団体が2つあります。それが私たちロボコンBチームと、ロボコンAチームです。

私たちが出場するNHKのロボットコンテストには、各高専から2チーム出場でき、それがAチームとBチームということです。

2団体の活動内容は大差ありませんが、活動はほとんど別々に行っており、新入生が自分でどちらに入部するか決めるという形です。

ロボコンに入るメリット

ロボコンに入るメリットを紹介します。

・自学科の専門教科を先行して学べる
 電気科なら回路、情報科ならプログラミング、機械科や建築家ならCADソフト(設計図を作るソフト)の使い方を授業に先行して学べます。低学年の間は専門教科が少ないですが、ロボコンに入れば低学年の内からそれらを勉強できます。

・他学科の専門知識を学べる
 自学科の授業にはない専門知識を学ぶことができます。勉強次第では工作機械を使いこなす情報科やプログラミングができる環境科や建築科にもなれます。

AとBどっちを選べばいいの?

私たちとしては「Bチームがいいよ!」と言いたいところですが、実際は人によって合うチームは違いますし、そんな回答では皆さんの参考にならないと思いますので、私なりの自分に合ったチームの選び方を書いてみます。

・チームの雰囲気
 これが一番重要だと思います。自分に合った雰囲気、先輩、同級生を見極めておけば、活動が長続きすると思います。どんな部活でもそうですが、部活をやめる要因として人間関係のトラブルが一番多いと思います。(そういう意味ではチームの雰囲気を選べるロボコン部はいいかも)

・チームの方向性
 同じ大会に出る活動をしていても、チームによって方向性は様々です。あっと驚くようなアイデアを実現することに全力を注ぐチームもあれば、確実に勝つことに全力を注ぐチームもあります。自分に合った方向性のチームを選びましょう。(ちなみに、ロボコンBの活動目標は「Only one かつ Number one」です!)

ロボコンBチームの現状

例年なら、今の時期はもうNHKからルールが発表され、アイデア出し・製作が始まっていますが、今年はウイルスの影響でまだルールが発表されていません。

また、登校もできないということでロボットの機構の製作などもできていません。

6月にNHKから大会についての連絡があるとのことなのでそれまでは今年の活動がどうなるか決定できないという状況です。

さらに学校からの連絡で8月7日まで遠隔授業を継続するとのことで、おそらくそれまでは大会があろうがなかろうが部室で活動することはできないと思います。

入部希望の学生へ

現在、学生会から新入生への直接的な部活動への勧誘が禁止されています。

ですので、入部希望の学生はこのブログやロボコンB公式Twitterへのコメントやリプライは控えていただくようお願いします。

入部解禁時には学生会からの連絡もあると思いますが、Twitterやこのブログで入部方法の案内をしますので確認をお願いします。

2019年10月21日月曜日

東海北陸地区大会で準優勝!全国へ!!

みなさん、こんにちは。
リーダーのタピオカです。

ロボコンや研究が忙しく全然ブログを更新できませんでした…

さて昨日、東海北陸地区大会が行われました。

大会はロボコン公式から見ることができます。(https://www.youtube.com/watch?v=PWi4nuLS4zg)
豊田Bの試合は1:26:103:20:524:11:444:57:22ごろです。


最初のくじ引きでは悪いところを引いてしまったと後悔していました。
また、その前には試走で基板を燃やすというアクシデントにも見舞われました。

どんだけ運悪いんだよ…なんて思っていました。
しかし、実際に試合してみると今までの運の悪さでは考えられないパフォーマンスが発揮できました。

1戦目の富山高専本郷キャンパスAチームとの試合ではシーツで6点、バスタオルで2点計8点とり、勝利しました!

2戦目の富山高専射水キャンパスBチームとの試合ではシーツで9点、Tシャツで2点計11点で勝利しました!
これによりCグループ予選1位通過、1戦目と2戦目の合計が19点となり全体の2位通過となりました。

3戦目は全体の3位、鈴鹿高専Aチームとの試合でした。
正直厳しいと思っていましたが、シーツで9点、Tシャツで1点計10点で勝利しました!
これは本当にうれしく選手同士でハイタッチしました。(一回失敗しましたがww)

これだけシーツの点数が取れたのは洗濯ばさみに一工夫加え、自走式の洗濯ばさみにしたからです。
当初はメンバー間でも厳しいだろという意見がありましたが、開発期間2ヵ月、一人の設計者の努力により完成しました。

このアイディアはチョロQをモチーフに編み出されたので、チーム内では「チョロQ」と呼んでいます。
しかし、チョロQは某おもちゃ会社の商標なのでNHKには「走る洗濯ばさみ」と言っています。(なんかいい感じの名前があるとありがたいです)

優勝を信じて決勝戦 岐阜高専Bチームと対戦しました。
司会が、話で時間を稼いでる間(?)裏で優勝したらおごるかだのこのチームではめずらしい和気あいあいとしていました。
これはいける…!! そう思っていました。



しかし、セッティングタイム中に手動機(CCN04)の電源が入らないことが発覚。
最初はバッテリのつなぎ忘れかヒューズが飛んだかだと思っていましたが、つなぎ忘れはなく、ヒューズも飛んでおらず…。

足回り駆動用のバッテリは回路にあるLEDで来ていると思われましたが、肝心のアームやLEDテープ用のバッテリからなぜか電圧がかかりません…。

接触不良と思い抜き差ししてみましたが復活せず2分半が過ぎました………。

非常に悔しかったです。
試合して負けるならまだしも動かずに負けたわけですから非常につらかったです。

試合後はみなほぼ無言でした。さっきの和気あいあいした感じが完全になくなりました。

決勝は残念でしたが、成績的には昨年と変わらず準優勝。
走る洗濯ばさみがNHKに認められ全国へとコマを進めました。

この決勝の悔しさをバネに必ずや全国で活躍して見せます!必ずです!

全国大会の観戦の申し込みはこちらになります。ぜひ我々豊田高専の活躍を見に来てください。

次はいつブログを更新するかわかりませんが、ではまたノシ